
はじめに
第1回では「併用と個別完結、どちらが向くか」を全体像で整理し、
第2回では「併用で次のテストから点を上げる方法」を具体化しました。
第3回では「個別だけで走る勝ちパターン」もお伝えしました。
そして第4回のテーマは、いちばん悩みが深いところ。
「 併用を続けるべきか、個別完結へ切り替えるべきか。いつ・何を見て決めるか。 」
新6年生は “ ここから ” の判断で、夏以降の伸びが変わります。
まず結論:切り替えは「気分」ではなく「データ」で決める
迷いが長引く理由は、「なんとなく不安」「周りがそうしている」になりやすいからです。
判断材料はシンプルで、見るべきはこの4つです。
- テスト結果(伸びているか/停滞か)
- 家で回っているか(宿題・直し・復習)
- 理解の質(質問できる/置いていかれる)
- 負担(時間・メンタル・通塾ストレス)
この4点を、次のチェックリストに落としていきます。
併用→個別完結 切り替え判断チェックリスト
当てはまるものに✅を入れてください。
A. 成績の動き(直近2〜3回のテストで確認)
| □ | 直しや復習をしているのに、同じ単元で毎回落とす |
| □ | 偏差値(または得点)が、2〜3回連続で横ばい〜下降 |
| □ | 「知識」より「解き方」「時間配分」で落としている(伸ばし方が変わってきた) |
B. 学習の回り方(量ではなく“回転”)
| □ | 宿題に追われて、直しが消える/浅くなる |
| □ | 「今日は何をする?」が毎回発生して、家庭学習が安定しない |
| □ | 間違えた問題が“できる”まで戻らず、積み残しが増えている |
C. 授業の相性(集団の良さが活きているか)
| □ | 授業スピードが合わず、分からないまま進むことがある |
| □ | 質問できない/質問する時間が取れない |
| □ | クラスや教材が合わない感覚が強い(理解より消化が目的になっている) |
D. 家庭・通塾の負担(継続できる設計か)
| □ | 帰宅が遅く、睡眠が削れて集中が続かない |
| □ | 親子の衝突が増え、勉強が「続けること自体つらい」状態 |
| □ | 週の予定が崩れやすく、立て直しが難しい |
判定の目安(迷いを短くするルール)
✅が0〜3個:基本は 併用継続 が有利
→ 個別は「弱点科目・直し・類題」など“点に直結する用途”に絞ると伸びます。
✅が4〜7個:併用の設計を作り直すか、科目だけ個別完結へ
→ 例:算数だけ個別完結/国語の記述だけ個別強化、など。
✅が8個以上:個別完結を本格検討
→ 集団のメリットより、ズレの損失が大きくなっている可能性が高いです。
※ここで大事なのは「全部変える」より先に、どこでズレているかを特定することです。

いつ切り替えるのが安全?(時期別の現実解)
新6年生は、切り替えの“向き不向き”が時期で変わります。
! 2月〜GW:一番動きやすい
- 穴埋めと学習習慣を作り直しやすい
- 併用→個別完結への移行もスムーズ
→ 迷うなら、この期間で“試す”のが安全です。
! 6月〜夏前:最後の大きな見直しチャンス
- テスト結果が揃ってきて判断材料が増える
- 夏の学習量に耐えられる設計へ組み替えやすい
→ ここでズレを放置すると、夏が消耗戦になりやすいです。
! 9月以降:大きな変更は慎重に(部分最適が現実的)
- ルーティンが崩れると、回復に時間がかかる
→ 変更するなら「算数だけ」「直しだけ」など、部分移行が無理がありません。
失敗しない切り替え手順(2週間で判断を固める)
「変えてみたけど不安定になった」を避けるために、手順はこれがおすすめです。
- 直近テスト2〜3回分を用意(間違いの傾向を見る)
- “次のテストで上げる1テーマ”を決める(例:割合、速さ、記述)
- 2週間だけ新ルールで回す(直し→類題→確認の型)
- 結果ではなく“回ったか”で評価(直しが残らない/迷いが減った、など)
- 回ったなら継続。回らないなら、併用/個別完結の比重を調整。
この「短期検証」を入れると、迷いが長引きません。
まとめ
併用から個別完結へ切り替えるかどうかは、
成績・学習の回り方・授業の相性・負担の4点で判断できます。
「頑張っているのに回らない」なら、努力量ではなく設計を変えるサインです。
逆に「回っている」なら、併用のままでも十分に伸ばせます。
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