中学受験算数の過去問はいつから?10月スタートで“合格点の取り方”を身につける!
この時期、「そろそろ過去問を始めたほうがいいですか?」というご相談が一気に増えます。結論は10月ごろから少しずつ着手するのが適切。
ただし、過去問は“点数を取るための教材”ではなく、入試本番の再現訓練として位置づけることが肝心です。
灘式井口塾(高槻市の個別指導)では、中堅〜難関校を志望するお子さまに合わせ、過去問と基礎の「並走プラン」で合格力を鍛えます。
なぜ「10月から少しずつ」なのか?
- 9月までに単元学習の大枠を終え、10〜11月は出題傾向の把握と時間配分の最適化に充てやすい
- 早すぎる着手は基礎未完成のまま“当て勘”に走りやすい
- 遅すぎる着手は試行回数不足で「取り方」の再現性が育たない
本番再現が最優先:環境づくりのコツ
- 古い年度/平均点の高い年度から着手(まずは成功体験+形式理解)
- 問題/解答用紙は実サイズで印刷、制限時間は本番どおり
- 机上は本番同様にシンプルに。計算スペースの使い方まで含めて練習
- 採点は厳格に。途中点の基準も学校の採点観を意識
今は得点に一喜一憂する時期ではありません。
目的は傾向把握と時間内の戦い方を体得すること。
復習は「ABC分類」で時短&得点直結
解いた後は、次の3区分で即仕分け。
おすすめ順は
B → C → A。
A 完璧に解けた:確認のみ(再現性チェック)
B あと一歩で解けた:最優先。“惜しい”を取り切る力が合否を分けます
C 全く手が出なかった:解法の型をインプットし、入口(どこから手を付けるか)を作る
受験者の大半が解けない設問(超高難度)は深追い不要。
復習の線引きは塾で確認しましょう。
! よくある失敗と対策 !
失敗1:点数だけで評価
→ 対策:設問ごとの所要時間・出だしの一手・計算ミス種別をメモ。プロセスで評価。数だけで評価
失敗2:復習が“読み物”になる
→ 対策:翌日・翌週に“同型”のミニテストで再現チェック。
失敗3:過去問ばかりで基礎が抜ける
→ 対策:毎日基礎ドリルを固定枠で回す(下記「並走メニュー」参照)。
過去問×基礎の“並走メニュー”(平日60〜90分想定)
- 計算15分:ケアレス3種(桁・符号・約分)にフォーカス
- 一行問題15分:典型の入口づくり(和差算・つるかめ・消去・割合・速さ 等)
- 図形問題10分:平面図形/立体の線の入れ方・補助線の定型
- 過去問30〜40分:本番再現(今日は大問1〜3など部分でもOK)
- ABC仕分け+Bの即復習(10分
派手なテクニックより、基礎の積み重ねでしか過去問の得点力は伸びません。
基礎の基礎が怖い
—だからこそ、毎日やります。
学校別の着眼点(中堅〜難関校の例)
- 計算一発目の精度:合格者はここで時間を作る
- 典型のアレンジ耐性:一行問題の“入口”がすぐ作れるか
- 図形の情報整理力:与件→図化→関係式、の型の速さ
- 捨て問判断:60秒で見切る基準を個人ごとに数値化
※具体的な学校名・年度別の作戦は、面談時にお子さまの現状と併せてご提案します。
まとめ
- 過去問は10月から段階的に開始
- 目的は得点ではなく“本番の戦い方”の獲得
- 復習は B(惜しい)最優先 で再現性を作る
- 毎日の基礎固定枠が、最短で伸びる近道
焦らず、丁寧に、確実に。
基礎の基礎が怖い——だから毎日。
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灘式井口塾(高槻市・茨木市・島本町エリア)
- 個別指導で“あなた用の並走プラン を作成
- 過去問の優先年度・本数・復習範囲を科目横断で最適化
- 週次レポートで到達度と次週の重点を可視化
- 入試本番シミュレーション(時間配分・見切り・見直しの順番)
無料学習相談実施中。お気軽にご相談ください。

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