
「受験生は一日何時間勉強すべきですか?」というご相談をよくいただきます。
中学受験を控えた小学生だと、平日5時間・休日10時間という目安を耳にすることもありますが、でも、少し立ち止まって考えてみてください。
その5時間、10時間、本当に集中して勉強できていますか?
「長時間やっているのに成績が伸びない」と感じているなら、それは「時間が足りない」のではなく、「時間の使い方」に問題があるのかもしれません。
大切なのは量より中身(再現性のある集中)です。
灘式井口塾(高槻市の個別指導)では、“時間の使い方”を設計し、短い集中を積み重ねる学習へ導きます。
結論:まずは「集中が続く設計」から
- 長時間=成果ではありません。
- 集中は設計(課題設定/休憩/切り替え)で伸びます。
- 目標は「毎日再現できる“濃い時間”を増やす」こと。
❶ 小学生が一度に集中できるのは30〜40分前後
多くの学校で算数の試験時間は60分以内。70分設定もありますが、60分フル集中できる子は一部です。最初から長時間を狙わず、段階的に伸ばすのが現実的で効果的。
❷ ステップ式:集中を伸ばす3段階
▼タップしてください。開きます。
STEP1
まずは15〜20分集中できる課題を用意
STEP2
課題後に10〜20分の休憩(脳のリセット)
STEP3
慣れたら30〜40分へ、最終は60分を目標に
ポイント
「 時間 」ではなく「 課題・問題数 」で区切る。
「30分やる」より「この10問を解く」の方が集中が続きやすい。
❸ “濃い時間”をつくるタスク設計(中学受験算数の例)
最初の10分
計算練習(ケアレス3種:桁・符号・約分を意識)
次の10〜20分
一行問題(割合・速さ・図形の“入口”づくり)
最後の10〜20分
その日のミニ総合(過去問の小問/大問1)
終了時
誤答の原因を1行メモ(時間配分/式の立て方/図不足 など)
※「今日は大問1の2つだけ」のように、小さく始めて濃く終えるのがコツ。
❹ 休憩の質が集中を決める(10〜20分)
- 家の中を1周ウォークなどの気分転換
- 水分を少量とる(糖質過多は眠気の原因)
- 画面は見ない(視覚疲労の蓄積を防ぐ)
- 再開の合図はルーティン化(タイマー/深呼吸3回など)
❺ よくあるつまずきと処方箋
長時間やっているのに伸びない
→ 処方:学習ログを「時間」ではなくタスク/進捗/誤答原因で記録。
休憩で戻れない
→ 処方:休憩は上限20分+再開ルーティン固定。
親の声かけが空回り
→ 処方:“自分で選べる”タスク表(3択程度)を用意して主体性UP。
❻ 親御さんへ——“やる気”は設計できる
灘式井口塾では、お子さま本人が“自分で回せる”学習設計を一緒につくります。親御さんの声かけテンプレも共有しますので、家庭学習の負担を軽くしていきましょう。
まとめ
- 小学生の集中は30〜40分前後が現実的。段階的に伸ばす。
- 課題単位で区切ると“濃い時間”が増える。
- 休憩の質と再開ルーティンで集中を守る。
- 親御さんは「設計」を整える伴走者に
焦らず、丁寧に、確実に。
基礎の基礎が怖い——だから、毎日“濃く”積み重ねる。
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