
こんにちは。
高槻市の中学受験専門塾・灘式井口塾です。
第1回では「低学年は“読み・書き・そろばん”で土台を作る」、第2回では「小4までの優先順位TOP3」、第3回では「算数偏差値40→50を狙う改善ポイント」をお話しました。
今回はその流れを受けて、いよいよ本題の
「灘中算数を見据えて、小4までに算数でやっておくこと」
を、家庭でも迷わないように整理します。
※先に塾の概要を知りたい方は、サイトの「プロ講師による個別指導」ページもあわせてご覧ください(内部リンク推奨)。

結論をはじめに:
小4までに算数でやっておくべきことは、難問の先取りではなく “ 土台の5本柱 ” を整えることです。
- 計算を「正確に・崩れず」できる
- 文章題を「読んで条件整理」できる
- 図形を「大きく・丁寧に」描ける
- 数の感覚(だいたい・比べる)が育っている
- 学習を「小さく区切って直しまで」回せる
ここが揃うと、小5以降に負荷が上がっても伸び方が変わります。
ではここから、具体的に ” 灘式算数土台の5本柱の整え方 ” を説明していきます。
土台その① 計算:速さより「安定」が最優先
灘中算数でも中堅校でも、結局最後に差が出るのは「計算で崩れないか」です。
小4までに目指すのは、難しい計算ではなく 基本計算の安定。
小4までの目安
- 2桁×1桁、2桁÷1桁がスムーズ
- 筆算が雑で崩れない(位がそろう、途中式が残る)
- 見直しが“気合”ではなく“手順”になっている
※「見直しが “ 気合 ” ではなく “ 手順 ” 」というのは、「時間があったらなんとなく見直す」ではなく、“必ずこの順で確認する”というチェック方法が決まっていて、毎回それをやれる状態です。算数が安定しない子ほど、見直しが「最後にチラッと見るだけ」になりがちで、ミスが減りません。逆に伸びる子は、見直しを“ルーティン”にしています。
これではミスが増えるのは自然です。途中の筆算も必ずノートに書く。 図は大きく、ていねいに。
家庭でのやり方(最短ルート)
- 毎日5分でOK(短く、毎日)
- 「正確にできたら終わり」ではなく、ミスの原因を一言で言う 例:位がずれた/繰り上がりを落とした/数字が読めない字だった
- 文章題での「見直しの手順」(これが大事) 問いに答えているか(聞かれているのは何?) 単位(人・cm・円・分など)が合っているか 条件の読み落としがないか(「合わせて」「ちがい」「それぞれ」など)
土台その② 文章題:灘中算数の前に「条件整理の型」
小4の文章題で重要なのは、解法を覚えることより 条件を正確に拾う力です。
灘中算数は特に “ 条件の読み取り ” が核になります。
小4までに作りたい「読む→整理」の型
- 何がわかっているか(与えられた条件)
- 何を求めるか(ゴール)
- どこが変化するか(増える・減る・差・合計)
具体的なお家での練習(1問で十分)
- 問題文に線を引く(数字・単位・条件語)
- 条件を箇条書きにする(2〜3行でOK)
- 図または表を必ず1つ入れる(線分図の入口でOK)
※具体例(入口版の描き方)
例1:ちがい(AはBより8多い)
問題:AはBより8多い。Aが23ならBはいくつ?入口の線分図(イメージ)
A:────────────(23)
B:────────(□)+(8の差)考え方:「A=B+8」だから、B=23−8
土台その③ 図形:図は「小さく描くほど損」をする
図形が苦手な子の多くは、図が小さすぎて情報が整理できていません。
小4までに徹底したいのはシンプルです。
ルール
- 図は大きく描く(ページの中央に)
- 角や辺の情報は、見やすい位置に書く
- 図形問題で「解きやすい形」を作るための線(補助線)は“思いついたら薄く1本”で試す(消せるように)
図を大きく丁寧に描くだけで、ミスや読み違いが減り、点が安定しやすくなります。
土台その④ 数の感覚:割合・速さの前に「だいたい」がある
小5以降に出てくる割合・速さ・比は、いきなり公式暗記で伸びません。
小4までに育てたいのは “ 数を比べる感覚 ” です。
例(会話でOK)
- 100は50の2倍
- 300円の3個はだいたい1000円弱
- 半分、3分の1、2倍…がイメージできる
日常会話に数を入れるだけで、文章題の理解が早くなります。

土台その⑤ 学習の回し方:小4までに“直しが回る子”は伸びる
ここが一番差がつきます。
小4までに作りたいのは、学習量ではなく 「区切り→丸付け→直し」 の習慣です。
おすすめの回し方
- 1問解く
- → すぐ丸付け
- → その場で直し(原因を一言)
- → もう1回、同じ型で解き直す
まとめて何ページも解くより、短い区切りで直しまで完結させた方が伸びます。
※ 第3回「偏差値40→50を狙う3つの改善」で紹介した「1問ずつ区切る」「ノートを大きく使う」は、この第4回の内容とも直結します(内部リンク推奨)。

小4までの“算数メニュー”例(家庭用)
迷ったら、まずこの形で十分です。
❶ 毎日(10分):計算5分+文章題1問(条件整理+図)
❷ 週2回(15分):図形(大きく描く練習)
❸ 週1回(20分):間違い直しだけの日(直しの型を作る)
「やることを増やす」より、型を崩さず回すのがポイントです。
小4でよくある“やりすぎ注意”
灘中を意識するご家庭ほど、早期にやりすぎて逆効果になりやすい点があります。
❶ 難問先取りで、読む・書くが雑になる
❷ 解法暗記が増えて、「説明できない」状態になる
❸ 演習量は増えたのに、直しが回らず点が安定しない
小4までは、まず土台を固めてから負荷を上げる方が伸びやすいです。
まとめ:灘中算数の準備は“小4までの土台”で決まる
小4までに算数でやっておくべきことは、難問の先取りではありません。
計算の安定 ・ 条件整理・ 図形の描き方 ・ 数感覚 ・ 直しの回し方
この5本柱が揃うと、小5以降の伸び方が変わります。
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