
こんにちは。
高槻市の中学受験専門 個別指導・灘式井口塾です。
今月半ばから受験をひかえた小学6年生にとっての最終テストが始まりますね。
今までの頑張りをようやく披露できる時が来ましたね。何事も結果ではなく過程が大事です。
2月の勝者にも敗者にもやることはやったという達成感を誰もが感じることができると思います。
最大限に1月を楽しみましょう!
先月から、
「子どものやる気をどうやって引き出せばいいのか?」
というテーマで、全4回のブログをお届けしてきました。
- 第1回:やる気は「気合い」ではなく、脳と環境で動く
- 第2回:命令形ではなく「相談形」の声かけをしてみる
- 第3回:結果より「行動」を認め、小さく区切って“できた”を増やす
そして最終回の今日は、
最近、保護者の方からよく聞くようになったこんなお声を、
一緒に考えてみたいと思います。
「もう何も言わない方がいいのかな」と感じる保護者の方へ
ここ最近、面談などでこんなお話を伺うことが増えました。
「最近、何を言ってもやる気が出ないし、むしろ逆効果な気がして…」
「ケンカになるくらいなら、もう声掛けをしない方がいいのかなと思っていて…」
一方で、その少しあとに、
「でも何も言わないと、今度は塾にも行かなくなって、家でもまったく勉強しなくなるんです」
というお悩みも出てきます。
言いすぎても、言わなさすぎても、うまくいかない。 本当に、何が正解なんでしょうね。
おそらく、このモヤモヤを抱えておられる保護者の方は、
決して少なくないのだと思います。
声かけ「しすぎ」と「しなさすぎ」のあいだ
まず、よくある2つの極端なパターンを整理してみます。
1⃣ 声をかけすぎて、子どもが固まってしまうパターン
・「早く宿題しなさい」
・「いつになったらやるの?」
・「このままだと〇〇中学なんて無理やで」
不安からつい言葉が重なってしまうと、
子どもの脳は「怒られそう」「責められそう」と感じて、防衛モードに入ります。
→ 結果として、
・聞こえないフリをする
・適当にやったふりだけする
・勉強そのものが「嫌なもの」になってしまう
…という状態になりやすくなります。
2⃣ 何も言わなくなって、勉強からどんどん離れていくパターン
逆に、衝突に疲れてしまい、
「もう自分で考えて」
「言ってもムダだから」
と、声かけをやめてしまうケースもあります。
そのうちに、
・塾に行く頻度が減る
・宿題やテキストにほとんど手をつけなくなる
・テスト前でも、いつも通りダラダラ…
という状況になってしまうことも少なくありません。
どちらも、
お子さんのことを本気で心配しているからこそ起きることです。
だからこそ大切なのは、
「言う」か「何も言わない」かの二択ではなく、
その間にある “ちょうどいい声かけ” を探していくこと。
だと、井口塾では考えています。
「見守り+ひとこと」を意識してみる
これまでの3回でお話してきたように、
やる気を引き出しやすい関わり方には、次の3つのポイントがあります。
- 小さく区切る(“できそう”にする)
- 行動を認める(達成感というごほうびを届ける)
- 自分で決める余地をつくる(「やらされている感」を減らす)
第4回では、
この3つをふまえた「見守り+ひとこと」の声かけをご紹介します。
声かけ例①:塾に行く・行かないで揉めるとき
「行きなさい!お金払ってるのに!」
と言いたくなるお気持ち、よく分かります。
ここを、少しだけ形を変えてみます。
「今日はしんどそうやね。
ただ、今の単元ここで抜けてしまうと、あとでしんどくなると思うねん。
塾の先生にも一度相談してみようか?
どうしてもしんどい日は、『今日はここまでにしてほしい』って
先生に自分で言っていいからね。」
- しんどい気持ちを一度受け止める
- なぜ行った方がいいのか、親の考えも伝える
- 「しんどい日の相談の仕方」までセットで伝える
この3つを意識するだけでも、
子どもの受け取り方が変わることがあります。
声かけ例②:家での勉強がゼロになりそうなとき
「もう何も言わへんから、自分で考えなさい」
と距離を取りたくなる時もあると思います。
ただ、「完全にゼロ」にしてしまうと、
そこから戻ってくるのが、余計に大変になることが多いです。
そんなときは、
「今日は、ドリル1ページだけ一緒にやろうか」
「この問題だけ、お母さんと一緒に考えてみよっか」
と、“ゼロにしないためのひと押し” を意識してみてください。
「正解」を探すより、“うちの子とのちょうどいい距離”を探す
最初に書いたように、
「声をかけても逆効果だし、
もう何も言わない方がいいのかもしれない」
という悩みに対して、
「これが絶対の正解です」とは、残念ながら言えません。
ただ一つ言えるのは、
- 完全に手放してしまうこと
- 逆に、毎日ガミガミ言い続けること
このどちらかに寄りすぎると、
お子さんのやる気は、どこかで苦しくなってしまいやすいということです。
大事なのは、
「うちの子には、どんな声かけなら届きやすいかな」
「どのラインまで任せて、どこからは一緒に決めると良さそうかな」
と、ご家庭ごとの“ちょうどいい距離感”を探していくこと。
そして、その途中で迷ったり、失敗したりすることも、
中学受験という長い道のりの中では、自然なことだと思っています。
灘中合格K君も、最初から前向きだったわけではありません
最後に、井口塾に通ってくれていたK君の話を少しだけご紹介します。
K君は、決して最初から“前向きで意識の高いタイプ”ではありませんでした。
- 宿題に手がつかない日が続いたり
- 塾に来ても、どこか自信がなさそうだったり
- お家でも、「やりなさい」「今やるから…」の押し問答が続いていたり
そんな時期が、何度もありました。
お母さんも面談のたびに、
「何を言っても響いていない気がします」
「もう声をかけない方がいいのか、でも放っておくのも怖いし…」
と、何度も悩んでおられました。
そこで、塾とご家庭で話し合いながら、
- 勉強は「小さく区切る」→ 宿題も「1ページだけ」「この3問だけ」から始める。
- 声かけは「見守り+ひとこと」にする。 → 「今日はここまでできたね」と、できた行動を言葉にする。
- 塾では、「自分で決める小さな約束」を積み重ねる。 → 「次の授業までにここだけはやる」とK君自身が宣言する。
という形を、少しずつ続けていきました。
すると、6年生のある時期から、
K君の口からこんな言葉が出るようになりました。
「ここ、次までに絶対できるようにしてきます」
「この学校、むっちゃ難しいのは分かってるけど、受けてみたいです」
そこからは、
もちろん順風満帆ではなく、成績が上下する時期もありましたが、
- テストで思うようにいかなかったときも、逃げずに見直しをしたり
- 苦手だった単元の質問に、自分から来るようになったり
少しずつ、前を向く時間が長くなっていきました。
そして最終的に、
ご家族と本人で話し合った上で、
最難関である灘中学への受験にチャレンジすることを決め、
無事に合格をつかみ取ることができました。
K君が特別な才能だけで合格したわけではありません。
- 「やる気が出ない時期」もちゃんとあったこと
- そのたびに、親子で距離感を悩みながらも、
完全には手放さず、“見守り+ひとこと”を続けてこられたこと
この積み重ねが、
K君を「灘中に挑戦する自分」に育てていったのだと思います。
▶ 高槻市で中学受験を目指す方へ
4回にわたって、
- やる気はどこから生まれるのか
- 声かけをどう変えればいいのか
- 勉強を小さく区切る工夫
- 言いすぎと、何も言わなさすぎのあいだにある「見守り+ひとこと」
そして最後に、
灘中学に合格したK君のケースをご紹介しました。
「うちの子の場合、どこから整えればいいんだろう」
「親として、どこまで言うべきか、いつも迷ってしまう」
そんなお気持ちがある高槻の保護者さまは、一度、灘式井口塾にご相談いただければと思います。
灘式井口塾は、
高槻市で中学受験を目指す小学生のための少人数制・個別指導の塾です。
- 灘中をはじめとした難関中学を見据えた「灘式」の学び方
- テストの点数だけでなく、やる気・勉強習慣づくりから一緒に考える指導
- 「算数・数学が苦手」「勉強のスタートが切れない」といったご相談も歓迎
中学受験についての情報はネットにもたくさんありますが、
「うちの子の場合はどうしたら?」という部分は、一人ひとり違います。
- 高槻で中学受験に強い塾を探している
- 受験するかどうか迷っている
- 今の塾や勉強のやり方で良いのか不安
そんな保護者さまは、まずはお気軽にご相談ください。
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